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URLの正規化の必要性とSEO対策への有用性

2024.10.25

URLの正規化とは

URLの正規化とは、複数の異なるURLが同一または類似のコンテンツを指している場合に、検索エンジンがどのURLを正規URLとして扱うかを指定するプロセスです。この作業により、検索エンジンが重複コンテンツを認識しやすくなり、SEOにおいても重要な役割を果たします。

URLの正規化の必要性

  • https://example.com/page
  • https://www.example.com/page
  • https://example.com/page?session=12345
  • http://example.com/page

このようにURLが異なると、検索エンジンはそれぞれを別のページとして認識してしまい、重複コンテンツが発生します。重複コンテンツが発生すると、検索エンジンがどのページを表示するべきか判断しにくくなるため、ページの評価が分散され、検索ランキングにも悪影響が生じる可能性があります。

URLの正規化を行うことで、検索エンジンに対して「どのURLが正規であるか」を明確に伝えられるため、重複コンテンツによる問題を防ぐことができます。

URLの正規化の方法

URL正規化の方法はいろいろな方法がありますか、代表的な方法は以下の3つです。

canonicalタグを使用する

ページのHTMLのhead内に<link rel="canonical" href="正規URL">というタグを追加する方法です。

このタグを使うことで、検索エンジンに「このページの正規URLはこれです」と明確に伝えることができます。

このタグを追加すると、検索エンジンはこのURLを正規URLとして認識し、類似または重複するURLからのリンク評価もこの正規URLに集約されます。

注意点

  • canonicalタグを使用せるときは、必ず正規URLに絶対URL(https://example.com/page など)を指定します。相対URLで指定すると、検索エンジンが正規URLを正しく認識できない場合があります。
  • 間違ったページにcanonicalタグを指定してしまうと、検索エンジンが誤って異なるページを正規として認識する可能性があるため、注意が必要です。

301リダイレクトを使用する

301リダイレクトは、サーバーが「ステータスコード301」を返すことで実行されます。このステータスコード「301」は「Moved Permanently(恒久的に移動)」を意味し、検索エンジンにも「このURLは永久的に新しい場所に移動された」と伝えます。これにより、検索エンジンのインデックスやブラウザのキャッシュにも新しいURLが保存され、以降のアクセスが新しいURLへと誘導されます。

注意点

  • 301リダイレクトは、恒久的なリダイレクトであり、検索エンジンに「このURLは他のURLに変更されました」と伝えるものです。
  • 302リダイレクトは一時的なリダイレクトで、検索エンジンはリダイレクト先を正規URLとして認識しないため、正規化には301リダイレクトを使用します。

URLの一貫性を保つ

ウェブサイトのURL構造において、次のように一貫したルールを設けることで、重複が発生しにくくなります。

スラッシュの統一

https://example.com/pagehttps://example.com/page/ のように、スラッシュの有無で異なるURLが生成されないように設定します。

wwwの有無を統一

https://example.comhttps://www.example.com のように、wwwの有無を一貫させます。

パラメータの管理

セッションIDやトラッキングパラメータ(例: ?utm_source=google)など、動的パラメータがURLに含まれる場合、canonicalタグを使って正規URLを指定するか、Google Search Consoleの「URLパラメータ設定」を使ってパラメータの扱いを統一します。

URLの正規化がSEOに与える影響

重複コンテンツの回避

URLの正規化により、重複コンテンツの発生を防げます。検索エンジンがどのページを正規URLとして認識するかを明確に伝えることで、正規URLが適切に評価されます。

検索エンジンによるクロール効率の向上

重複ページが多いと、検索エンジンが同じコンテンツのページを複数回クロールすることになり、クロール予算(Crawl Budget)を無駄に消費します。正規URLを指定することで、重要なページのクロール優先度が上がり、SEO効果が向上します。

リンク評価の集約

正規化されたURLに外部からのリンク評価が集約されるため、正規URLのランキングが向上しやすくなります。

URLの信頼性と一貫性の向上

ユーザーが同じコンテンツを異なるURLで閲覧する混乱を避けられるため、信頼性やユーザビリティが向上します。また、ソーシャルメディアやメールでのURL共有時にも正規URLが利用されやすくなります。

まとめ

URLの正規化は、同じコンテンツを持つ複数のURLを検索エンジンに正しく理解させるための重要な手法です。canonicalタグや301リダイレクト、URLの一貫性を保つルールを適切に設定することで、重複コンテンツの発生を防ぎ、検索エンジンからの評価を正しいURLに集約させることができます。これにより、SEOパフォーマンスが向上し、ユーザーにも分かりやすいURL構造が実現します。

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